TOPひだまり便り>第7号

 ひだまり理事長 小関 茂

 長くて暑い夏もはや9月に入りましたが皆様いかがお過ごしですか。ひだまりは、理事・職員一同暑さに負けず張り切っています。居宅介護事業のメープルリーフは皆様のご支援を得まして、多くの利用契約をいただき順調に運営を始めております。これからもさらに利用されるメープルリーフを目指して、ホームヘルプの充実を図って参ります。

 さて、ひだまりはメープルリーフの経営とともに、今年度のもう一つの目標であるところの、成年後見制度を後半の重点課題として取り上げます。障害児者の将来を守る父の樹会のアンケートでも成年後見に対する関心度は高く、会員の年齢構成も高齢化を迎えており、ひだまりでは法人後見に向け検討を開始します。

 成年後見は親(保護者)が自分の判断で今後の方針を決め、健在なうちは自分で後見人になる、或いは第三者に後見人を依頼して子供を守り、もし子供が残された後もその方針に沿って子供が守られるよう、法的に保護される制度です。現実には子供の肉親や親戚に後を託される方が多いようですが、子供の長い人生の全部を託すのはなかなか難しいようです。

 ひだまりでは今年度中に成年後見制度の諸問題や、法人後見への参加について及び参加に際し必要となる諸条件等の検討を行い、平成17年3月中に結論を出し、理事会や総会に諮れるよう進める予定でいます。
 これからもひだまり便りで途中の経過をお知らせしながら進めて参りますので、ご意見やご要望があればどのようなことでもお申し出下さい。

ひだまり新専務理事に田川さん
 8月より ひだまりの専務理事として田川正浩さんが就任しました。長年 障害児者の将来を守る父の樹会の理事として会の活動に携わってこられました。ひだまりでは、従来の父の樹会の運営支援・あおば工芸館の運営支援・メープルリーフの運営責任者の他に成年後見制度の検討委員も兼務されます。

 田川さんより 
 “ひだまり”の一員になりました。7月30日に37年間余のサラリーマン生活を終え、8月から“ひだまり”の一員として勤務することになりました。出身は福岡県直方市です。昔は筑豊炭田の中心地として有名でしたが、今では大関魁皇の出身地の方が知られているかもしれません。

 趣味は、ゴルフとコーラスです。ゴルフは「父の樹チャリティゴルフ」が16回を数えるようになりましたし、コーラスも日産合唱団と指揮者を同じくする合唱が合同で開催する「クリスマス・チャリティコンサート」が今冬で6回目になります。この二つの行事は趣味を楽しみながら、チャリティ募金が得られるという正に一挙両得のイベントなので、これからも永く続けていきたいと考えています。

 “ひだまり”では「メープルリーフ」の名称で、6月から「居宅介護支援事業」をスタートさせました。今後は、「就労支援」や「成年後見制度」にも取り組んで、誰もが生まれ育った地域で、必要なサポートを受けながら、自立した生活を送ることができるような社会の実現に貢献していきたいものです。その“ひだまり”の一員として少しでもお役に立つことができるよう努力していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

ひだまり臨時総会報告
 7月25日(日)にひだまり臨時総会が開かれ、@平成16年度事業計画修正案についてA新理事選任について等が審議されました。ひだまりでは、6月よりメープルリーフによる居宅介護制度の千葉市指定事業者としての運営を開始して、地域生活支援事業の第一段階を終えることができました。そこで、今後は次の検討課題である“成年後見制度”に取り組むため、検討委員会を発足することになりました。
 この委員会を始めるにあたり、新たにひだまりの理事として成澤義次氏、正会員として田代常光氏が就任しました。他の検討委員として、小関(ひだまり理事長)田川(ひだまり専務理事)青木(障害児者の将来を守る父の樹会会長)各氏をメンバーとし、情報収集・勉強会をスタートさせます。

成澤義次さんより
 今般NPO法人ひだまりの理事を拝命しました成澤と申します。以前は長い会の研修啓発の方に携わっておりましたが、今回縁があり“ひだまり”で成年後見について皆さんと共に勉強をしてまいりたいと思います。 息子もガーデンセブンでお世話になっており、将来的には避けて通れない問題ですので、皆さんの知恵も拝借しながら努力してまいりますので、宜しくお願いします。

田代常光さんより
 この度、「ひだまり」の仲間入りをさせていただいた田代でございます。娘の真弓は附属養護を2年で終了し社会に出ましたが、思うことがあったらしく、通信制の高校で学び、昨年無事卒業しました。今は、再び社会に出るための準備期間というところです。どうぞよろしくお願いします。また、NPO法人による「成年後見人」制度の事業化・参入推進について微力ながら努力していきたいと思います。

事務局より
 6月から、メープルリーフが居宅介護の指定事業者となり最初の夏休みを迎えました。おかげ様で、多くの方々のご利用があり、支援費でのご利用希望をお受けできないケースもありました。今後も、ヘルパーが対応出来ない場合は、ボランティアさんによるタイムケアでのご利用も出来ますのでご相談下さい。ご利用が増えるにつれて、会計事務も忙しくなってきたため、8月から矢島久美子さんが、非常勤職員となりました。矢島さんは、事務方だけでなくヘルパーとして現場でも活躍しています。

矢島久美子さんより
 淑徳大学社会学部社会福祉学科保育士課程卒業。
 大学生時代に入っていたドルフィンズというサークルで、障害をもつ方達と接していたことがきっかけでメープルリーフを知り、働かせて頂く事になりました。至らぬところがありましたら、ビシバシ御指導お願いします。



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